広島原爆の残り火

画像

1945年8月6日、広島に投下された原子爆弾。その火が今も燃え続けている。広島から遠く離れた福岡県の山間の村に。

福岡県八女郡星野村。役場など村の中心部を見下ろす山を登って行くと、中腹に緑の広場が広がっている。「平和の広場」と名付けられた広場。美しい芝生の向こうに「平和の塔」が見える。左右から伸びた石の交わった頂点に透明なケースがあり、その中で炎が揺れている。あの日、広島を焼き尽くした火。復員された山本達雄さんが燻っていた広島の火をカイロのに点火して持ち帰り、守り続けていた火だ。その後、星野村に引き継がれ、この平和の広場で今も燃え続けている。

数年前にこの火のことを知り、ぜひ行かねばと思っていたが、昨日、やっと行くことが出来た。平和の塔は、大地から二本の腕が伸びて炎を天に掲げ、祈りを捧げている様だ。近年、世界各地できな臭い動きが起こっている。この小さな炎に込められた想いが世界に広まることを願わずにはいられない。

なお、山本達雄さんのエピソードについては、JR九州の記事が詳しい。ご参照されたい。

画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

poko
2006年08月08日 22:43
あの広島の原爆の火が、ずっと燃え続けていることに驚きました。
忘れてはならない「記憶の火」ですね。

今日、たまたまトーチを持って走っている男性を見かけました。
これは平和の火のリレーだと思います。

「火」はいろいろなものを、私たちに投げかけてくれるものなんですね。
ぽんぽこ3L
2006年08月09日 21:31
広島の街や人々を焼き尽くした悪魔の火。山本さんや星野村の人々が祈りを込めて守り続けてきた火。残念ながら山本さんは2年ほど前に故人となられましたが、火と想いは未来へとリレーされてゆきます。

この記事へのトラックバック

  • せめて今日くらいは 2006年8月6日

    Excerpt: ちょうど1年前の2005年8月6日にこのブログで 「せめて今日くらいは」という記事を書きました。 私の気持ちは1年前と同じです。 *被爆写真 Weblog: 為替王 racked: 2006-08-06 16:14
  • A-bomb flame preserved in Hoshino Village

    Excerpt: 朧大橋のある上陽町からさらに奥(東)に入ると,お茶で有名な星野村です.そこには,おそらく世界で唯一保存されている,原爆の火があります.→地図(茶の文化館のそば)  その公園の記念碑に彫られた碑文の英.. Weblog: ペガサス・ブログ版 racked: 2007-03-31 21:43